RT-ADKを借りることができたので、mac(lion)にarduinoをビルドする環境を構築しました。
最初にandroidの公式ページにセットアップ方法が書かれていました。
★ダウンロードするもの
Arduino Software: 「Arduino 0023」をダウンロードする。Arduino1.0を使用するとDemoKitをsketchする際、関数名が変更されたエラー等が発生しました。
CapSense library: 「CapacitiveSense003.zip」をダウンロード。
The ADK package: 「https://dl-ssl.google.com/android/adk/adk_release_0512.zip」をダウンロード。
★Arduinoのsketch環境作成
ダウンロードした「Arduino 0023」を解凍して、arduino.appをアプリケーションフォルダにコピーします。
USBシリアルドライバ「FTDIUSBSerialDriver_10_4_10_5_10_6.mpkg」をダブルクリックしてインストールします。
アプリケーションフォルダに入っているarduino.appを右クリックして「パッケージの内容を表示」をクリックします。
ADKの中にある「firmware/AndroidAccessory」「firmware/USB_Host_Shield」フォルダを「Arduino.app/Contents/Resources/Java/libraries」の中にコピーします。
その際フォルダごとコピーする必要があるので注意です。
「Arduino.app/Contents/Resources/Java/libraries」の中に「CapSence」フォルダを作成し、CapSense libraryを解凍してできるCapSence.cppとCapSence.hをコピーします。
これで準備完了です。
USBでRT-ADKをmacと接続します。
arduino.appをダブルクリックしてアプリを起動します。
メニュー「File→Open」でdemolit.pdeを選択してファイルを開きます。
メニュー「Tools→Board→arduino Mega 2560」を選択します。
「Tools→Serial Port→USB port」を選択します。
メニュー「Sketch→Verify/Compile」を選択して、コンパイルを行います。
最後にメニュー「File→Upload to I/O Board」を実行すればRT-ADKに書き込まれます。
これでandroidとRT-ADKでdemokitを動かすことができました。