VR ZONE SHINJUKUにいってみた

というわけで、VR ZONE SHINJUKUにいってみました。
VR系の体験ができる場所は台湾でも見かけたことがあったのですが、自宅でプレイすることができる環境があることもあって華麗にスルーしてました。
今回本格的に商用で展開しているということなので、興味本位で行ってみました。(攻殻機動隊のコンテンツがあったというのも大きいです。ARISEですが)

場所は新宿コマ劇の裏側の特設場所のようです。外見からすると数年契約の建物のようで、プレハブっぽい作りになってました。

入場してみると結構お客さんが入ってます。
ディスプレイを見るとコンテンツの待ち時間が表示してあって、人気のコンテンツは120分待ちとなってました。
いやー人気ですね、VR。世間では忘れ去られたコンテンツになってますがこの場は嘘のようです(笑)
新宿という場所柄か外国人の方も結構いました。ゲームは国境を越えるのでみんなでワイワイ楽しめるのはとてもいいことです。

人気のコンテンツはIPものが多かったです。エヴァ、ガンダム、マリオカートと誰でも知ってるコンテンツは長蛇の列ができていました。
攻殻機動隊も予約状況を見る限りでは人気のコンテンツのようです。チケットは単体購入+予約しないと遊べない形なので行く人は予約してから行くといいと思います。

一番気になっていた攻殻機動隊ですが、結果から言うと非常に不満でした。
このゲームはフィールドに3vs3で戦うゲームです。(今回はリリース直後ということもあり2人+1人(スタッフ)が参加しての対戦でした。)
最終的には4vs4になるようですがフィールドが狭いように思えました。

ゲーム自体は、FPSのように敵を見つけたら打つ!倒す。そしてアタッシュケースを解析するのが主な任務です。
内容としては普通ですが、次のような問題がありました。

・プレイヤー同士で接近すると画面上に警告が表示される
・さらに接近すると物理的にぶつかる
・警告がでて離れようとしてるときに攻撃を受けると死ぬ

このような問題があるので攻殻機動隊の本編のようなスタイリッシュな行動はできません。
また早歩きも警告がでるため基本すり足で歩くスピード以上は出せない感じです。

攻殻機動隊といえば光学迷彩でこのゲームにも設定がありました。ボタンを押すと光学迷彩がONになり画面上から自分が消えます。
ただ消えても実態はあるため自分の方向に銃を撃たれると攻撃を受けます。
またプレイヤー同士が物理的に接触する距離に近づくと警告がでます。
そのため警告演出ばかりで楽しさ半減でした。

このゲームは完成してないこととこの料金でこのクオリティはないなと思いました。
ちなみに料金は入場料込みで3,600円です。

逆に面白かったアクティビティは、戦場の絆VRと釣りVRです。

戦場の絆VRは元々アーケードのゲームがモチーフになっていて操作方法も同様みたいです。
自分はアーケード版をプレイしていないのですが、操作感覚はバーチャロンと同じでした。
後は、座ってる台が振動したりしたので体感としては良かったです。
ガンダムが好きな人にはたまらないと思います。

釣りVRはまんま釣りをするアクティビティです。
現実の世界で釣りをすることをVRの中で行えるという感じでした。
釣り竿や網もガジェットとして実際に手に持って使います。
現実の世界のことをVR内でやるアクティビティは操作方法やゲーム性がわかってることが最大のメリットです。
プレイ方法を知らなくても直感的に動かすことができるので遊ぶのは楽しかったです。

これ以外にもボトムス等も体験しました。椅子に座って遊ぶコンテンツとしては操作がいまいちでした。
版権ものでゲームがいまいちなのはバンナムの専売特許的なところがあるのでぜひ改善してほしいところです。

ゲームをやってて思ったのは、プレイ時間が短いことが多いので、ルールを事前に説明してるところがあるといいなと思いました。
ルールがわかるとゲームがより面白くなるのでぜひやってほしいところです。

今回行ってみて思ったのはディズニーランドに入るくらいの価格を払って遊ぶ人は2018年までじゃないかなと思ってます。
正直この価格を払う人がずっと続くとは思えないです。

自分はVRヘッドセットをたくさんもってますが、装着が面倒なのとケーブルがあるため移動が面倒という問題があります。
この辺解決できるとより面白いゲームが増えていくと思います。
自分もそろそろVR対応ゲームを作りたい今日この頃です。

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