「GRIDOMAN」ではなく「GRIDMAN」です。
昨年BDBOXが発売されたので購入してやっと全部見ることができました。
元々は1993年に1年間放送された特撮ドラマです。コンピューターワールドを舞台に敵と正義の戦いを描いた作品です。
1993年といえばまだWindows95が発売されてるはずもなく、Windows3.1やMS-DOSを使ってる人がほとんどでした。
またPCも一家に一台な分けもなく、仕事で使う人がほとんどで趣味で持ってる人がいるくらいの少ない物でした。
それでも学校にはコンピュータ室が作られたりと子供がコンピュータと身近に接する機会が増えてきた頃です。
今のようなインターネットはもちろん一般には普及してません。当時はモデムでピーヒャラしてネゴって接続していた時代です。もちろんネット回線はダイアルアップです。
ネットといえばパソコン通信と呼ばれていたその頃です。大きなBBSにみんなで接続してログをダウンロードして読んだり投稿したりしていました。
今のようにネットが荒れていることもなく平和な環境がそこにはありました。
そんな世界でSF作品をそれも子供向けに作るというのは今から考えても相当すごいです。
今でこそコンピューターウイルスが悪さをするとPCが不調になってり他の人に迷惑をかけることがわかってきましたが、その頃はまだそんなことも知らない人がたくさんいました。
久々に見返してみると今でも通用する内容が盛り沢山。いやー当時この脚本を書いた人はすごいと思います。
20年後を見据えていたなんて・・・。逆に言えば20年後がわかることを20年前にやっていたんですよね。
このドラマでは富士通が全面協力していました。ゲームスティックやパッドは富士通製ですし。
ただ今の富士通を見ると当時の方が夢があったように思えます。(FM-Towndsなんか早々とCD-ROM搭載でしたし)
色々と思い出が蘇ってくる作品でした。
今年はなんとグリッドマンの新作がアニメで公開されるので楽しみに待ってます。
現代に蘇るグリッドマンがどんな活躍するのか楽しみです。
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